2019.08.20
防水工事は、建物の内部に雨などの水が入り込むことを防ぐ処理工事のことをいいます。
特にコンクリートで作られている建造物は、どんなにしっかり施工工事を行ったとしても、初期硬化というコンクリートの性質上どうしても起こり、クラックというひび割れが一般的な建造物には度々発生していきますが、建物が建ってから数年はクラックがあっても何も悪影響を及ぼしません。
しかし、年数が経過するにつれ水漏れなどを起こす可能性が高くなっていきます。防水工事は、そのために定期的に行っていくことが重要となります。
コンクリートで作られる建造物はもちろんですが、それ以外のもので作られるものにも防水工事は必須となり、住宅の屋根や外壁にはもちろん、ベランダやバルコニーなどの部分にもしっかり行うことで、建物の劣化を防ぎ寿命を長くすることができるようになります。
防水工事には、アスファルトシート防水、バルコニーウレタン防水、屋上ウレタン防水など防止工事を行う場所や使用している材質などによって最適な工事方法があるので、防水工事を専門としている業者の施工を依頼するのが安心です。
防水工事は、決して直接目に触れるものではありませんが、建物を守る上でとても重要な工事となります。